【初心者向け】FXを始めてみようという人のための基本知識

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FXを始めてみようと思ったとき、私はそもそもFXがどういったものであるのかわかりませんでした。

ここではこれからFXを始めてみようと思っている方に、私が最初に知りたいと思った基本知識について解説しようと思います。

 

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そもそもFXってなに?      

FX(foreign exchange)は日本語では 外国為替証拠金取引といい、ドルやユーロといった通貨を買ったり売ったりした後、社会情勢や金融、経済状況の変化などにより通貨(ドルやユーロ)の価値が変わったときに売ったり買い戻したりすることで発生する差額を得る取引です。

簡単に言うと、日本円を外国のお金に換えてしばらく持っていると外国のお金の価値が上がったり下がったりします。

価値が上がったときに持っている外国のお金を元の日本円に戻すと最初に換えたときよりも高い金額になる、という仕組みです。

 

ではFXを始めるために、まず最初にやらないといけないことを説明しようと思います。

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FXで使う口座の開設

FXを始めようと思ったとき、まず最初にやることはFX口座の開設です。

イメージとしては、普通の銀行口座(普通預金口座)と同じですが、口座を管理している会社が銀行ではなく証券会社という感じです。

普通預金口座の管理

銀行や信用金庫(三菱UFJ銀行や京都中央信用金庫など)

FX口座の管理

証券会社(SBI証券やGMOクリック証券など)

FXの口座を開設する方法は以下のとおりです。

 

口座開設から取引開始までの流れ(簡略版)

証券会社が運営・管理しているFX口座に申し込み、口座を開設する

FX口座開設後、銀行口座から開設したFX口座に元手となる資金を送金する

入金が確認出来たら、取引を開始することができるようになる

 

簡単な説明となりますが、概ねこんな感じの流れです。

FXの口座はその中に入っているお金の一部を証券会社に証拠金として預けて通貨取引を行うだけではなく、通貨取引で得た利益(プラス)もこの口座で受け取ることになります。

なので、FXで得たお金を出金するには一度自分の銀行口座へ送金し、そこから出金するという流れになります。

FXで増えたお金をお財布に入れる方法(イメージ)

FX口座から自分の銀行口座(預金口座)に送金する

ATMで銀行口座からお金を引き出す

引き出したお金をお財布に入れる

 

FX口座については、開設も含めて別の記事であらためて解説させていただければと思います。

 

次に実際にFXを始めたときの取引の流れを説明しようと思います。

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取引の流れ(イメージ)

買いポジションから始める場合(1ドル=100円のとき)

100円で1ドルを買う(100円 ⇒ 1ドル)

ドルの価値が上がり、1ドルが110円の価値になる

持っているドルを売って円にする(1ドル ⇒ 110円)

最初に持っていた円は100円だったので、10円増えた

 

売りポジションから始める場合(1ドル=100円のとき)

証券会社に100円を預けて1ドルを持っていることにする

証券会社とあとで1ドル=100円のレートで円を買い戻すという約束をする

1ドルで100円を買う(1ドル ⇒ 100円)

ドルの価値が下がり、1ドルが90円になる

持っている円でドルを買う(100円 ⇒ 1.1ドル)

1ドル=100円のレートで円を買い戻すという約束をしていたので、1.1ドルを110円に換えることが出来る(1.1ドル ⇒ 110円)

最初に持っていた円は100円だったので、10円増えた

 

通貨の価値は社会情勢や金融・経済状況などを理由に変化します。
なので当然ですが、価値が上がるときもあれば下がるときもあります。

買いポジションで取引をしたときにドルの価値が上がればお金が増え、ドルの価値が下がればお金が減ります。反対に売りポジションで取引をしたときにドルの価値が下がればお金が増え、ドルの価値が上がればお金が減る、ということです。

実際の取引では取引通貨単位やレバレッジ、スプレッドと呼ばれるルールなどあり、特にレバレッジと呼ばれるルールがあるためFXは少額からでも始められると言われています。

 

ではここからはFXの取引における基本的なルールを説明しようと思います。

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取引通貨単位

FXには決まった取引通貨単位というものがあります。

したがって上記のイメージで解説したように100円を元手に買ったり売ったりは基本的に出来ません。

多くの証券会社では主要通貨である米ドル(USD)、日本円(JPY)、ユーロ(EUR)、ポンド(GBP)、豪ドル(AUD)などは1万通貨単位からの取引とされています。

例)米ドルと日本円のペアで取引をしようと思った場合に必要になる資金(1ドル=100円)

100円(1ドル)× 1万通貨 = 100万円(1万ドル)

 

これだけ見ると最低100万円必要となりますので、全然少額から始められないじゃないかと思う人が多いのではないでしょうか。

ここで次に紹介するレバレッジと呼ばれるルールが登場します。

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レバレッジ

レバレッジとは証券会社に預けた資金(預託証拠金)以上の資金があるものとして取引出来るルールです。

日本国内の証券会社口座では金融商品取引法によって最大25倍までとされていますが、海外の証券会社口座では数百倍~数千倍といったレバレッジをかけることが可能です。

例)25倍のレバレッジをかけて取引をした場合

米ドルと日本円のペアで取引をしようと思った場合に必要になる資金
(1ドル=100円)

100円(1ドル)× 1万通貨 = 100万円(1万ドル)÷ 25(レバレッジ倍率)
= 4万円(400ドル)

このように最低100万円必要だった取引が4万円あれば可能となります。

実際に取引をする際は、相場が変化して一時的にマイナスになることが多いので証券会社に預ける証拠金(預託証拠金)のほかに余剰資金を口座に入れておき、マイナスが出たときにその余剰金から預託証拠金を追加で補填する形となります。

FXが少額でも大きな利益を得られると言われる理由は、このレバレッジというルールを利用することで、先の例で挙げた100万円(預託証拠金)+ α(補填用の余剰資金)の資金が必要だった取引を4万円(預託証拠金)+ α(補填用の余剰資金)で行うことが出来るためです。

一方で、自分が取ったポジションと反対方向に相場が動き、損益(マイナス)が出た場合においての損額も大きなものとなることを頭に入れておいてください。

このことを念頭に置かず、レバレッジをかけすぎた結果、元手をすべて溶かしてしまい、FXから退場する人が非常に多いようです。

手持ちの資金がなくなるだけならまだ良いですが、一歩間違うと多額の借金になりかねないので細心の注意が必要となります。

自戒の意味も込めて注意喚起をしましたが、正しく使うことが出来れば非常に強力な武器であることに変わりはありません。

 

なお、補足ですがこのレバレッジは自動で適用されるものです。

例)口座に100万円あるときに1万ドル(取引数量1)の取引をしようとした場合(1ドル=100円)

取引数量1 = 100円(1ドル)× 1万(取引単位)= 100万円(1万ドル)

レバレッジ = 100万円(必要資金)÷ 100万円(口座に入っている資金)
= 1(倍)

 

例)口座に100万円あるときに5万ドル(取引数量5)の取引をしようとした場合(1ドル=100円)

取引数量5 = 100円(1ドル)× 5万(取引単位)= 500万円(5万ドル)

レバレッジ = 500万円(必要資金)÷ 100万円(口座に入っている資金)
= 5(倍)

 

最後に、FXの取引にかかる手数料について説明しようと思います。

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スプレッド

スプレッドとは売値と買値の差のことで、簡単に言うとこの差額が証券会社に入る手数料です。

多くの証券会社は取引手数料無料と謳っていますが、慈善事業をやっているわけではありませんので、このスプレッドで発生する差額を利益の一部として運営されています。

この手数料は1取引通貨量あたり〇〇銭(もしくは〇〇pips)となっていて、1取引ごとに発生しますので1度の取引における相場の変動幅が大きいければ大きいほど支払う手数料が少なくなります。

例)スプレッド(手数料が1取引数量あたり)が0.3銭のときに発生する1ドル=100円から1ドル=102円に変動した場合の取引手数料(レバレッジ1倍)

(102円(1.2ドル)× 1万通貨)-(100円(1ドル)× 1万通貨+(0.3銭 × 1万通貨))
=102万 – (100万 + 30円)= 19,970円

例)スプレッド(手数料が1取引数量あたり)が0.3銭のときに発生する1ドル=100円から1ドル=101円に変動した後に決済する。
その後 追加で取引を行い1ドル=101円から1ドル=102円に変動した後、もう一度決済をした場合の取引手数料(レバレッジ1倍)

1ドル=100円から101円に変動したとき
(101円(1.1ドル)× 1万通貨)-(100円(1ドル)× 1万通貨+(0.3銭 × 1万通貨))
=101万 – (100万 + 30円)= 9,970円(1回目)

1ドル=101円から102円に変動したとき
(102円(1.2ドル)× 1万通貨)-(101円(1.1ドル)× 1万通貨+(0.3銭 × 1万通貨))
=102万 – (101万 + 30円)= 9,970円(2回目)

9970円(1回目)+ 9970円(2回目)=19,940円

このように取引回数が増えると、その分 手数料が多く発生することになります。

また、このスプレッドは通貨の組み合わせ(米ドルと日本円など、通貨ペアと呼ぶ)や同じ通貨ペアであっても証券会社によって異なります。

SBI証券の主要通貨のスプレッド(2019年12月30日時点)

米ドル / 円・・・ 0.2 銭
ユーロ / 円・・・ 1.1 銭
ポンド / 円・・・ 1.5 銭
豪ドル / 円・・・ 1.0 銭

GMOクリック証券の主要通貨のスプレッド(2019年12月30日時点)

米ドル / 円・・・ 0.2 銭
ユーロ / 円・・・ 0.5 銭
ポンド / 円・・・ 1.0 銭
豪ドル / 円・・・ 0.7 銭

 

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まとめ

ここまでの内容でFXとはどういったものであるのか、なんとなくイメージが出来たのではないかと思います。

冒頭でも述べましたが、今回の内容は私がFXを始めようと思ったときに知りたかった内容をまとめています。

特に外貨預金との違いをイメージすることが出来なかったのですが「売りからポジションを取れること(空売り)」や「レバレッジ」といったルールを知ることでFXとはどういうものなのか理解出来たように思います。

FXにはほかにも学ぶべきことがたくさんありますが、本内容が読んでいただいた方のFXを始めるきっかけや参考になれば幸いです。